介護施設の営繕・修繕コラム|設備別・費用・制度

介護施設の営繕・修繕
コラム

設備が止まったときの対処、業者の選び方、費用の相場、制度の使い方。ご相談の中で繰り返しうかがう疑問を、記事にまとめています。順次追加しています。

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記事を読んでも解決しない場合は、そのままお尋ねください。

公開中の記事

現在公開している記事です。ご相談の多い順に作成しています。

図1|公開中の記事

介護施設の特殊浴槽が故障したがどこに連絡すればいい

介護施設の給湯器が壊れた今日中に直せる業者

介護施設のエアコンが止まった緊急で対応できる業者

介護施設で漏水営業中でも工事できる業者

記事は順次追加しています。お探しの内容がない場合、お問い合わせフォームからお尋ねください。

記事にしていない内容でも、ご相談いただければお答えします。実際、記事の多くは施設の方からいただいた質問をもとに作っています。

公開中の2本について

1本目は特殊浴槽の故障を扱っています。ご相談の中で最も多い設備で、止まったときの影響も最大になるためです。メーカーへの連絡と並行して当日の入浴をどうするか、修理と買い替えの判断、平時にできる準備までを書いています。

2本目は空調の停止です。夏場は室温が40分ほどで30度を超えるため、業者への連絡より先に室温を下げる手当てが要ります。中央方式と個別方式で連絡先が変わる点も扱っています。

どちらも、ご相談をいただいた実際の状況をもとに書きました。記事の中の事例は、施設名を伏せたうえで掲載しています。

これから追加する記事の分野

記事を7つの分野に分けて作成しています。ご相談の多い順に、緊急対応から着手しています。

図2|記事の分野
分野扱う内容記事の例
緊急・設備の故障止まったときの初動と連絡先特殊浴槽が止まったら/空調が止まったときの緊急対応
業者の探し方・選び方依頼先の選定と相見積営繕を依頼できる業者/介護施設専門の業者はあるか
外注・効率化営繕の外注と負担の軽減営繕担当者がいない場合/修繕業務を効率化する方法
費用・相場工事別の費用と抑える方法外注の費用相場/修繕費を抑える方法
制度・知識基礎、法令、補助金営繕とは何か/大規模修繕の補助金
地域別地域ごとの事情地域別の業者の探し方/全国対応の業者
施設種別種別ごとの勘所特養の修繕/グループホームの修繕

どの分野も、実際にいただいたご相談をもとにしています。

記事の順序は、ご相談の多さで決めています。最も多いのが設備の故障に関するもので、お問い合わせ全体の4割強を占めます。

図3|ご相談の内訳
42%設備の不具合・故障
24%小修繕をまとめて
19%建物の改修・大規模修繕
15%相談・見積の比較のみ

2026年1月から8月にお受けしたご相談の分類です。時期により変動します。

設備の故障で、最も多い5つ

記事の分野で最も多いのが設備の故障です。その中でも、ご相談の多い順に挙げます。

図8|ご相談の多い設備の不具合
設備多い症状記事で扱っていること
特殊浴槽昇降が止まる/湯温が安定しない/エラー表示初動の5手順、メーカーへの連絡、訪問入浴の手配、修理と買い替えの判断
空調冷えない/室外機が動かない/水漏れ室温管理の手当て、中央方式と個別方式の違い、スポットクーラーの手配
給湯湯が出ない/温度が上がらないガスと電気の見分け方、入浴の代替、機器の更新時期
給排水漏水/排水の詰まり/赤水止水の手順、火災保険の適用、配管の更新時期
建具引き戸が重い/ドアが閉まらない/指挟み調整の範囲、ソフトクローズ、下地の補修

いずれも、止まったときにその日の運営に直結する設備です。

1番目の特殊浴槽が最も多く、かつ影響が大きくなります。定員80名の施設で3日止まると、およそ60人分の入浴がずれ込みます。

記事では、メーカーへの連絡と並行して当日の代わりを決めることを繰り返し書いています。復旧を待つ判断が、結果的にいちばん傷が深くなるためです。

5番目の建具について

建具は金額が小さいため、記事にする優先度は下がりますが、件数では上位に入ります。引き戸の重さ、ドアクローザーの調整、指挟み防止。どれも数千円から数万円で直ります。

グループホームで入居者が引き戸に指を挟みかけたことが、ご相談のきっかけになった施設があります。ソフトクローズを付けたかったが、どこに頼めばいいか分からなかったという話でした。

制度の記事は、時期に注意してください

補助金や法令に関する記事は、内容が変わることがあります。読む際の注意点をお伝えします。

図9|制度の記事を読むときの注意

最終更新日を確認する

各記事に記載しています。1年以上前の記事は、制度が変わっている可能性があります。

都道府県で違うことがある

地域医療介護総合確保基金は都道府県ごとの運用です。対象事業・要件・様式・締切がそれぞれ異なります。

年度により変わる

省エネ関連の補助事業は、公募の時期と要件が年度で変わります。

最終判断は所管の窓口で

記事は方向性を示すものです。実際の申請の可否は、担当課にご確認ください。

記事には出典を明記していますが、最新の情報は公表資料でご確認ください。

とくに補助金の要望時期は重要です。地域医療介護総合確保基金は例年6月から8月に翌年度分を受け付けますが、都道府県により前後します。この時期を外すと1年待つことになります。

ある老健では、8月中旬に補助金の存在を知り、その年の要望は締め切られていました。1年待って準備に使い、翌年の要望で採択されています。「工事の内容を決めてから締切を知った。逆だった」と話されていました。

図10|制度の記事で扱っている主なもの
制度扱っていること注意点
地域医療介護総合確保基金対象工事、要望の時期、入札の要否、準備する書類都道府県ごとに運用が違います
省エネ関連の補助事業太陽光と蓄電池のセット導入の要件公募の時期が年度で変わります
介護保険法の設備基準居室面積、廊下幅。改修時の確認事項指定権者への事前確認が必要です
石綿の事前調査解体・改修工事での調査義務2006年以前の建物が対象になりやすい
消防設備の点検法定点検と報告の義務施設種別で設置義務が異なります

いずれも記事では概要を扱っています。個別の適用は所管の窓口でご確認ください。

記事より先に、こちらをご覧ください

個別の記事より、まとまった情報のほうが役に立つ場合があります。目的別にご案内します。

図4|目的別のご案内

緊急のご相談

設備が止まったときの初動と、設備別の代替手段をまとめています。

お困りごと

6つの困りごとを、なぜ起きるのかから整理しています。

対応できること

設備・建物・内装・防災の8分野を、更新周期と費用つきで。

費用の目安

工事別の実額、相見積の差額、見積の読み方。

長期修繕計画

30年の見通しの作り方と、支出をならす方法。

補助金

要望は前年6〜8月。対象工事と準備する書類。

チェックリスト

業者に確認する10項目、見積を見る7点。印刷して使えます。

用語集

仮設費、養生、資本的支出。見積に出てくる言葉を38語。

いずれも8,000字前後でまとめています。記事より情報量が多くなっています。

記事で繰り返し書いていること

分野は違っても、繰り返し書いている内容があります。ご相談の中で、繰り返しうかがう困りごとに対応する部分です。

1|復旧を待つ判断が、いちばん傷が深くなる

設備が止まったとき、復旧の見込みが立つまで動かないという判断をしがちです。ところが、修理には3日かかることがあり、その間の入浴や空調をどうするかを決めていないと、遅れが翌日以降に積み上がります。

訪問入浴は即日手配できる事業者があります。スポットクーラーも翌日には届きます。修理の連絡と同時に動き始めれば、現場の負担はかなり減ります。

2|「一式」の見積は、内訳を求める

仮設費・養生費・夜間割増。この3つで介護施設の工事は総額が変わります。「一式」としか書かれていない見積は、どこまで含まれているかが分からないまま発注することになります。

実際、外壁改修で1社だけの見積が2,180万円だったものが、同一条件で3社に取り直して1,640万円になった事例があります。540万円の差でした。

3|小修繕はためて、月1回にまとめる

出張費は1回8,000円から1万5,000円です。7件を別々に呼べば出張費だけで7万円前後、まとめれば1万円前後になります。工事費より出張費のほうが高くなることもあります。

4|記録がないと、同じ箇所を2回直す

1年半のあいだに同じ居室の給湯を2回直していた施設があります。1回目の業者が根本原因を見ておらず、記録がなかったため2回目まで気づきませんでした。

図11|記事で繰り返し扱っている4点
内容なぜ繰り返すか
復旧を待たず、当日の代わりを決める最も抜けやすく、後から響く部分だからです
「一式」の見積は内訳を求める金額の差が最も大きく出る部分だからです
小修繕はためて月1回にまとめるすぐ実行でき、効果が分かりやすいからです
記録を残す次の判断の材料になり、重複を防げるからです

どれも特別なことではありませんが、日々の業務の中では後回しになりやすい部分です。

記事の作り方について

記事は、ご相談の中で繰り返しうかがう質問をもとに作っています。作成の方針をお伝えします。

図5|記事を作るときに守っていること

実際のご相談から作る

想像で書かず、いただいた質問を出発点にします。記事の見出しは、施設の方の言葉をそのまま使うことがあります。

出典を示す

法定耐用年数や制度の内容には、通達や要綱の出典を明記します。数値には根拠を添えます。

工事にならない答えも書く

調整で直る、保守契約の範囲内、様子見でよい。こうした結論も書きます。工事ありきにしません。

失敗や迷いも載せる

うまくいった話だけを並べると、判断の材料になりません。導入事例では、つまずいた点もうかがっています。

読んで解決すれば、ご相談いただかなくて構いません。

4番目について補足します。導入事例では、5施設すべてに「うまくいかなかったこと」をうかがいました。報告が窓口の1人に集中して滞った、機器台帳の整備が途中で止まりかけた、工程表を職員に回し忘れた。いずれも起きています。

成果だけを並べると、判断の材料になりません。実際に何が起きるかを知っていただいたほうが、準備ができます。

2番目の「出典を示す」についても補足します。特殊浴槽の法定耐用年数が6年であることは、厚生省の通達(老計第8号)に基づきます。補助金の要望時期は、各都道府県の高齢福祉主管課が公表しているものです。こうした根拠を記事に明記しています。

一方、当窓口の実績に基づく数値には、その旨を記載しています。「対応した施設の記録に基づく目安」「訪問した施設での聞き取り」といった形です。公的な統計ではないことを分かるようにしています。

施設種別で、読む記事が変わります

同じ設備の記事でも、施設の種別によって当てはまり方が違います。読むときの目安をお伝えします。

図12|種別ごとに、関心の高い分野
施設種別関心の高い分野理由
特別養護老人ホーム大規模修繕、補助金、特殊浴槽延床が大きく、金額が大きくなるため
介護老人保健施設設備の更新、BCP、空調設備の種類が多く、医療機器があるため
介護付有料老人ホーム小修繕、原状回復、内装居室ごとの設備で件数が多いため
グループホーム建具、小修繕、認知症への配慮規模が小さく、工事の進め方に配慮が要るため
デイサービス浴室、送迎動線、駐車場日中のみの稼働で、送迎の制約があるため
小規模多機能設備の消耗、宿泊室稼働時間が長く、消耗が早いため

施設種別ごとのページもご用意しています。種別に応じた修繕の勘所をまとめています。

たとえば「小修繕をまとめる」という話は、有料老人ホームとグループホームで効きます。居室ごとの設備があり、件数が積み上がるためです。

逆に特養や老健では、大規模修繕と補助金の話のほうが金額へのインパクトが大きくなります。数千万円規模の工事が周期的に来るためです。

デイサービスは、他の種別にない制約があります。送迎の動線です。工事で駐車場が使えなくなると、その日の送迎が組めません。この点は、他の種別の記事には出てきません。

うちみたいに日中だけ動いている施設は、夜と土日に工事ができます。それを先に伝えると、業者も組みやすいみたいです。

デイサービスの管理者からうかがった話です。制約がある一方で、夜間・休日に工事ができるという利点もあります。

読んでも解決しない場合

記事は一般的な状況を前提に書いています。施設ごとの事情には対応しきれません。

図6|記事で分かること・分からないこと
内容記事で分かるか備考
設備が止まったときの初動分かる設備別に整理しています
費用のおおよその相場分かる工事別の目安を掲載しています
制度の仕組みと時期分かる補助金の要望時期など
業者を選ぶときの基準分かる確認する項目を挙げています
この症状の原因は何か分からない現地の確認が必要です
うちの施設はいくらかかるか分からない規模・仕様・立地で変わります
今すぐ直すべきか分からない劣化の程度を見ないと判断できません
この見積は妥当か一部分かる平米単価で目安は示せますが、確認が必要です

下4つは、現地を確認しないと答えが出ない部分です。ご相談いただければお答えします。

とくに「この症状の原因は何か」は、記事では答えられません。同じ症状でも原因が複数あり、見てみないと分からないためです。

デイサービスで機械浴の湯温が下がるというご相談がありました。前の業者からは給湯器の交換で150万円と言われていたそうです。見に行ったところ混合弁の劣化で、交換12万円で解決しています。記事を読んでも、この差は分かりません。

ご質問をお寄せください

記事にしてほしい内容があれば、お知らせください。ご相談の多い順に作成しています。

図7|ご質問から記事になるまで
  1. ご質問をいただくお問い合わせフォームまたはLINEから。ご相談の中でうかがうこともあります。
  2. 同じ質問が複数あるかを確認する1件だけであれば、個別にお答えします。複数の施設から同じ質問があれば記事にします。
  3. 調べて、根拠を揃える法令や通達、公的資料を確認します。実務の部分は、施工業者にも確認します。
  4. 記事にする質問をそのまま見出しにします。答えは結論から書きます。

記事にする場合も、どの施設からの質問かは分からない形にします。

記事の多くは、こうしてできています。実際にいただいた質問なので、同じことで困っている施設が他にもあるという前提で書いています。想像で書いた記事は、読んでも実務で使えません。

ご質問をお寄せいただいても、記事になるとは限りません。1件だけのご相談は、個別にお答えする形になります。それでも構いませんので、お尋ねください。

どんな質問が多いか

最も多いのは「これは工事が必要か」という種類の質問です。症状はあるが、直すべきかどうか判断がつかないという状態です。

この場合、写真を送っていただければ、その場で「調整で直ります」とお答えできることがあります。実際、設備の不具合でご相談いただいたうち約3割は、保守契約の範囲内か簡単な調整で解決しており、工事になっていません。

次に多いのが「この見積は妥当か」です。他社様の見積をお持ちで、金額の判断がつかないという状態です。平米単価で割り戻す、仮設費の割合を見る、といった目安をお伝えします。

3番目が「何から手をつければいいか」です。直したい箇所が10か所を超えていて、優先順位がつけられないという状態です。安全・被害の拡大・法令の期限の3つで並べ替えるところからご相談します。

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記事にない内容も、そのままお尋ねください。答えられる範囲でお答えします。

よくある質問

記事はどのくらいの頻度で追加されますか

ご相談の多い分野から順に作成しています。公開のたびにこのページの一覧を更新します。お探しの内容がない場合、お問い合わせフォームからお尋ねください。

記事にない内容も相談できますか

できます。記事の多くは、実際にいただいた質問をもとに作っています。記事になっていない内容でも、同じようにお答えします。

記事を読めば工事の要否が分かりますか

一般的な判断の目安は分かりますが、個別の症状については現地の確認が必要です。同じ症状でも原因が複数あり、見てみないと分からないためです。

費用は記事のとおりになりますか

記事の金額は目安です。建物の構造、仕様、立地、劣化の程度により変動します。正確な金額は現地を確認したうえでお出しします。

記事の情報はいつの時点のものですか

各記事に最終更新日を記載しています。制度や法令は改正されることがあるため、最終的な判断は所管の官公庁または専門家にご確認ください。

記事にしてほしい内容があります

お知らせください。複数の施設から同じ質問があれば記事にします。1件だけの場合は、個別にお答えする形になります。

記事に出てくる事例は実在しますか

実在します。ただし施設名は非公開とし、都道府県・施設種別・定員・築年数までを記載しています。取材にあたっては事前にご了承をいただいています。

記事の数値の根拠はありますか

法定耐用年数や制度の内容には、通達や要綱の出典を明記しています。当窓口の実績に基づく数値は、その旨を記載しています。

記事より詳しい情報はありますか

目的別のページ(緊急のご相談、費用の目安、長期修繕計画など)のほうが情報量が多くなっています。いずれも8,000字前後でまとめています。

印刷して使える資料はありますか

チェックリストのページに、業者に確認する10項目、施設で整える6項目、設備が止まったときの5手順、見積を見る7点を掲載しています。印刷してお使いいただけます。

まとめ

記事は、ご相談の中で繰り返しうかがう質問をもとに作っています。ご相談の多い分野から順に公開しています。

個別の症状や、うちの施設はいくらかかるかは、記事では答えられません。現地の確認が必要です。

記事にしてほしい内容があれば、お知らせください。複数の施設から同じ質問があれば記事にします。

ご質問・ご相談

記事にない内容も、そのままお尋ねください。記事にしてほしい内容のご要望もお受けします。

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    お困りの箇所が複数ある場合も、まとめてお書きください。優先順位からご相談します。