特殊浴槽の修理費用は、当窓口の目安で3万〜80万円です。パッキンやセンサーの交換なら3万〜15万円ほど、ポンプや電磁弁で5万〜30万円ほどです。昇降の駆動部や制御基板になると15万〜50万円ほどかかり、いくつかの部品をまとめて直すと、80万円近くになることもあります。修理か買い替えかは、1回の金額だけでは決めません。故障の頻度、修理費の累計、部品の保有期限、動き、湯温、水漏れ、入居者の方との合い方の7つのサインを見ます。そのうえで修理費を「あと何年使えるか」で割り、買い替えの1年あたりの費用と比べます。
この記事の結論
- 修理費の目安は3万〜80万円。直す部品と在庫で幅が出る
- 制御基板と昇降の駆動部は高く、パッキンとセンサーは低い
- 修理か買い替えかは、7つのサインで見る
- 修理費は、あと何年使えるかで割って1年あたりで比べる
- 買い替えると決めたら、入浴を止めない段取りを先に組む
特殊浴槽の修理費用は、直す部品で決まります
特殊浴槽の修理費用は、当窓口の目安で3万〜80万円です。幅が大きいのは、どの部品を直すかで金額がまるで違うからです。パッキンの交換で済む修理もあれば、制御基板や昇降の駆動部を替える修理もあります。
| 直す部品 | よく出る症状 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| パッキン・シール | 扉や継ぎ目から水がにじむ | 3万〜10万円 |
| センサー(温度・水位など) | エラーが出る。お湯がたまらない・止まらない | 5万〜15万円 |
| 電磁弁・混合弁 | 湯温が安定しない。お湯や水が出ない | 5万〜20万円 |
| ポンプ(循環・シャワー・排水) | 音が大きい。シャワーが弱い。排水が遅い | 10万〜30万円 |
| ストレッチャー・チェアの部品 | 車輪やベルトの傷み。固定が甘い | 3万〜15万円 |
| 昇降・リフトの駆動部 | 上がらない。動きが遅い。きしむ | 15万〜50万円 |
| 制御基板・操作盤 | 表示が消える。ボタンが効かない。急に止まる | 20万〜50万円 |
| いくつかの部品をまとめて | 同じ時期に、いくつもの傷みが出ている | 50万〜80万円 |
表の金額は、部品代・技術料・出張費を合わせた目安です。機種、部品の在庫、地域、作業の時間帯で変わり、正確な金額は点検のうえで出ます。
金額の差は、部品そのものの値段と、外して付ける手間から生まれます。制御基板は機種ごとの専用の部品で、値段が高く、メーカーからの取り寄せになることもあります。昇降の駆動部は重く、浴槽の下や奥にあるため、外して付けるのに手間がかかります。
同じ「止まった」という症状でも、原因が安いセンサーのこともあれば、高い基板のこともあります。症状だけで金額を決めつけず、点検で原因を確かめてもらってから見積を受け取ります。
修理の見積は、部品代・技術料・出張費に分けて読みます
修理の見積を受け取ったら、まず金額が何でできているかを見ます。特殊浴槽の修理費は、部品代、技術料、出張費の3つが基本です。そこに、時間外の割増や部品の送料が加わることがあります。
| 行 | 中身 | 確かめること |
|---|---|---|
| 部品代 | 替える部品の値段 | 型番と数。なぜその部品を替えるのか |
| 技術料 | 部品を外して付け、調整する手間 | 作業の時間と人数 |
| 出張費 | 技術者が施設まで来る費用 | 点検の日と修理の日で2回かかるか |
| 時間外の割増 | 夜間・休日・早朝の作業 | 平日の日中に回せないか |
| 部品の送料 | メーカーから部品を取り寄せる費用 | 届くまでの日数 |
確かめたいのは、なぜその部品を替えるのかです。「まわりの部品も一緒に」という見積は、今替えると次の出張費が浮く場合もあれば、まだ使える部品まで替えている場合もあります。替えずに様子を見るとどうなるかを聞くと、選べるようになります。
出張費は、点検の日と修理の日の2回かかることがあります。症状と型番を先に伝えておくと、部品を持って来てもらえて、1回で済むこともあります。1社の見積でも妥当かを見る方法は「一式」を分けてもらえば、1社の見積でも判断できますで書いています。
保守の契約がある浴槽は、部品代や技術料が契約に含まれていることがあります。見積を受け取る前に、契約書の「対象」と「対象外」を確かめ、まずは契約先に相談するのが早道です。保守の契約の形と点検の回数の決め方は特殊浴槽の点検の回数は、使う回数と台数と年数で決めますにまとめています。
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修理か買い替えかは、7つのサインで見ます
修理の見積が高かったとき、すぐに買い替えを決める必要はありません。反対に、安い修理をくり返しているうちに、買い替えの時期を逃すこともあります。迷ったときは、7つのサインを順に見ていきます。
| サイン | 見る所 | 買い替えに傾くとき |
|---|---|---|
| 1 故障の頻度 | この1年に止まった回数 | 同じ浴槽が年に3回以上止まる。間隔が短くなっている |
| 2 修理費の累計 | この3〜5年の修理費の合計 | 年ごとの修理費が増え続けている |
| 3 部品の保有期限 | 機種の製造が終わった年と、部品をいつまで持つか | 保有期限が終わった。または1〜2年で終わる |
| 4 動き | 昇降やリフトの速さと音 | きしみや止まりかけが、修理のあともくり返す |
| 5 湯温 | 入浴中のお湯の温度 | 設定どおりにならない日が、修理のあとも続く |
| 6 水漏れ | 浴槽の下、継ぎ目、配管 | パッキンを替えても、別の所からにじむ |
| 7 入居者の方との合い方 | 今の入居者の方の体の状態 | 浴槽の形に合わない方が増えた |
サインのうち3つ以上が当てはまるときは、修理の見積と一緒に、買い替えの見積も取ります。どちらにするかは、このあと説明する「残りの年数あたりの費用」で比べて決めます。サイン3の部品の保有期限は、これだけが当てはまるときでも、買い替えの計画を始める合図になります。
故障の頻度と修理費の累計は、記録から数えます
サイン1とサイン2は、記録があればすぐに数えられます。保守の会社の作業報告書、修理の請求書、入浴の中止の記録を、浴槽ごとに並べます。
| 数えるもの | 使う記録 | 数え方 |
|---|---|---|
| 止まった回数 | 作業報告書、入浴の中止の記録 | この12か月で、入浴を止めた故障の回数 |
| 止まった日数 | 入浴の振替の記録 | 1回ごとに、直るまでの日数を足す |
| 修理費の累計 | 修理の請求書 | この3〜5年の修理費を年ごとに足す。点検の費用は分ける |
| 次の修理の見込み | 点検の報告書にある、交換をすすめる部品 | 指摘された部品の見積を足す |
回数だけでなく、間隔も見ます。1年目に1回、2年目に2回、3年目に4回と、止まる間隔が短くなっているなら、傷みが広がっているサインです。修理費の累計も、年ごとに分けて並べると増え方が見えます。
記録が残っていないときは、保守の会社に、過去の作業の履歴を出してもらえないか聞きます。これから先のために、修理のたびに、日付、症状、替えた部品、費用を機器の台帳に書き足していきます。台帳の作り方は機器台帳は、竣工図と現地と保守の会社の3つで作りますにまとめています。
部品の保有期限は、7つのうちでいちばん重いサインです
メーカーは、機種の製造を終えたあとも、修理のための部品を一定の期間持っています。この期間は、機種の製造が終わった年から数えることが多く、設置した年からではありません。設置して8年でも、製造が終わってから年数がたった機種なら、部品はあとわずかということがあります。
保有期限が終わると、部品が手に入らず、修理できないことがあります。在庫の残りや、同じ働きの別の部品で直せることもありますが、次に止まったときに直る見込みは下がります。浴槽が止まった日に初めて分かると、買い替えまでの1〜3か月を、入浴の振替で回すことになります。
保有期限は、型番を伝えればメーカーや保守の会社が答えられます。年に一度、点検の日に聞いておき、台帳に日付と一緒に書き込みます。部品の在庫と、直るまでの日数の考え方はその日のうちに直るかは、業者の速さより部品で決まりますにまとめています。
動き・湯温・水漏れは、修理で元に戻るかを見ます
サイン4〜6の動き・湯温・水漏れは、入浴を担当する職員がいちばん先に気づくサインです。1つの部品の不具合なら、修理で元に戻ります。直したあとも同じ症状がくり返すなら、部品ではなく、浴槽全体の傷みを疑います。
| サイン | 修理で元に戻りやすいとき | 買い替えに傾くとき |
|---|---|---|
| 動き | 1か所の部品の不具合で、交換のあとは元に戻る | 昇降の音やゆれが、替えたあとも数か月で戻る |
| 湯温 | センサーや弁の交換で、設定どおりに戻る | 給湯の側に問題がないのに、温度のばらつきが続く |
| 水漏れ | パッキンの交換で止まる | 浴槽の本体のひびや、あちこちの継ぎ目からにじむ |
お湯の温度がばらつくときは、浴槽の側ではなく、給湯器や混合弁の側に原因があることもあります。浴槽だけを見て買い替えを決める前に、ほかの蛇口のお湯の温度も確かめてもらいます。
職員の気づきは、日付と一緒に記録に残します。書き方は、いつから、どの動作のときに、どんな音や温度か、の3つで足ります。点検のときに業者に渡すと、原因の見当が早くつき、部品を前もって手配してもらえることもあります。
入居者の方の体の状態が変わると、動いていても合わなくなります
サイン7は、浴槽の傷みではなく、使う人の変化です。介護の度合いが重くなり、座ったまま入るのがむずかしい方が増えると、座ったまま入る浴槽は、動いていても合わなくなります。反対に、寝たまま入る浴槽を、座って入れる方にも使っていることもあります。
| 変化 | 起きること | 考えること |
|---|---|---|
| 座る姿勢を保てない方が増えた | 座ったまま入る浴槽で、1人あたりの時間と職員の数が増える | 寝たまま入る形への入れ替えや、台数の組み替え |
| 座って入れる方が多い | 寝たまま入る浴槽で、ストレッチャーに移る手間が増える | 座ったまま入る形や、リフトとの組み合わせ |
| 体の大きい方や、関節の固い方が増えた | 浴槽やストレッチャーの幅が合わない | 幅や形の違う機種 |
入居者の方の入り方の内訳は、入浴の担当の職員と看護職員に聞けば数えられます。今の内訳と、浴槽の形と台数が合っているかを、買い替えを考えるたびに見直します。形の選び方は浴室の形式は、入居者の方の体の状態の内訳で選びますで書いています。
修理費は、残りの年数あたりの費用で比べます
修理費と買い替えの総額をそのまま比べると、修理がいつも安く見えます。比べるのは、1年あたりの費用です。修理費は「直したあと、あと何年使えるか」で割り、買い替えは「総額を、使う予定の年数」で割ります。
| 選び方 | かかる費用 | 使える年数 | 1年あたり |
|---|---|---|---|
| A 修理する(保有期限まで5年) | 今回40万円+次の修理の見込み30万円 | あと5年 | 14万円 |
| B 修理する(保有期限まで1年) | 今回50万円+次の修理の見込み30万円 | あと1年 | 80万円 |
| 買い替える | 総額720万円 | 12年(法人の計画で決める年数) | 60万円 |
Aのように部品の保有期限まで数年あるなら、修理のほうが1年あたりで安く、修理を選ぶ理由になります。Bのように残りの年数が短いと、修理しても1年あたりの費用が買い替えを上回ります。その場合は、今回の修理で入浴をつなぎながら、買い替えを計画に入れます。
「使う予定の年数」は、法人の更新の計画で決める年数です。法定の耐用年数は会計のための年数で、実際に使える年数とは別です。年数の考え方は設備の年数は、3種類を並べてから更新の時期を決めますにまとめています。
数字に表れにくいものもあります。止まった日の入浴の振替、清拭に替える職員の手間、ご家族への説明です。止まる回数が多いときは、その手間も比べる材料に書き添えます。
修理か買い替えかの判断表で、次にすることを決めます
7つのサインと1年あたりの費用をあわせると、次にすることが決まります。よくある状況ごとに、判断と次にすることを表にしました。
| 状況 | 判断 | 次にすること |
|---|---|---|
| サインが0〜2つ。保有期限まで数年ある | 修理する | 修理の記録を台帳に書き、点検の回数を見直す |
| サインが3つ以上。保有期限まで数年ある | 修理し、買い替えの見積も取る | 1年あたりの費用で比べ、来年度の予算に入れるか決める |
| 保有期限が1〜2年で終わる | 修理でつなぎ、買い替えを計画する | 買い替えの時期と、工事のあいだの入浴の回し方を決める |
| 保有期限が終わり、部品がない | 買い替える | 在庫のある機種も候補に入れ、機種と納期を決める |
| 動いているが、入居者の方に合わない | 形を選び直して、買い替えを計画する | 入り方の内訳を数え、形と台数を決める |
判断が「修理し、買い替えの見積も取る」になったときは、稟議に両方の数字を並べます。承認する人が見たいのは、なぜ今か、いくらが妥当か、ほかの方法はないか、しない場合にどうなるかです。稟議の書き方は修繕の稟議書は、承認者の4つの問いに答えて書きますにまとめています。
モデルケース:3度目の故障で、買い替えの時期を決めたユニット型特養
モデルケース:定員80名のユニット型特別養護老人ホーム
修理でつなぎ、半年後の買い替えを1回の説明で決めた
変わったこと(結果)
座ったまま入る浴槽が、この1年で3回目の故障で止まりました。事務長が修理と買い替えを1年あたりの費用で並べて示すと、本部の決裁は1回の説明で下りました。今回は制御基板の修理で入浴を再開し、半年後に買い替えると決まりました。買い替えでは、寝たまま入る形に選び直すことも決めました。
背景と、困っていたこと
浴槽は設置から11年で、修理費の累計はこの3年で70万円を超えていました。今回の見積は、制御基板の交換で45万円です。保守の会社からは、この機種の部品の保有期限があと1年ほどだと聞いていました。事務長は、直すたびに稟議を書きながら、いつまで直し続けるのかを説明できずにいました。
決めたこと
事務長は、7つのサインを順に点検しました。故障の頻度、修理費の累計、部品の保有期限に加え、湯温のばらつきも当てはまり、4つになりました。修理費45万円に、点検の報告書で指摘された部品の見込み40万円を足すと、残り1年で1年あたり85万円です。買い替えは、総額720万円を12年で割ると60万円でした。それでも買い替えには1〜3か月かかるため、迷った末に、今回は修理でつなぐと決めました。
進めてみて分かったこと
入浴の担当の職員と看護職員に入り方の内訳を聞くと、座ったまま入る方が5年前より減り、寝たまま入る方が増えていました。動いているうちに次の形を選べたので、機種の比べ方と入浴の振替の段取りに、半年の余裕を持てました。
このモデルケースは、介護施設でよく起きる流れをもとに組み立てた例です。実在の施設のお話ではありません。
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買い替えるときは、入浴を止めない段取りを先に組みます
買い替えを決めたら、費用より先に、工事のあいだの入浴を止めない段取りを組みます。費用の内訳と見積の行は特殊浴槽の交換は、本体のほかの費用で総額が変わりますにまとめているので、ここでは段取りだけを短く書きます。
- 浴槽が2台なら、1台ずつ替える1台を替えるあいだ、もう1台で入浴を続けます。
- 1台なら、使えない日数を短くする搬入の経路と床の補修を先に確かめ、工事の日数を縮めます。
- 代わりの入浴を組み合わせる清拭、ほかの浴室、近くの施設の浴室を借りる方法を組み合わせます。
- 入浴の少ない週に合わせる行事や入浴の予定が少ない週に、工事の日を合わせます。
- ご家族に知らせる工事の期間と、そのあいだの入浴の方法を前もって伝えます。
清拭に替えることは、運営の基準でも認められています。止まった日の清拭への切り替えと記録の残し方は特殊浴槽が止まった。入浴は清拭に替えられますに、急いで替えるときの納期の考え方は至急で交換したいとき、納期を決めているのは3つですにまとめています。
次の修理に備えて、平常時にしておくこと
次の修理に備えて、しておくこと
- 浴槽ごとに、型番・製造年・部品の保有期限を台帳に書く
- 修理のたびに、日付・症状・替えた部品・費用を書き足す
- 職員が気づいた動き・湯温・水漏れの変化を、日付と一緒に残す
- 入居者の方の入り方の内訳を、年に一度数える
- 保有期限が近い浴槽は、買い替えの年度を予算の案に入れる
修繕費が前の年より増えたときの読み方は介護施設の修繕費は、相場より5年分の実績で読みますにあります。
修理の見積が高いのか分からない、修理か買い替えかを決めきれない、というときは、窓口にフォームかLINEでご相談ください。浴槽の銘板の写真と見積をお送りいただければ、見積の確かめどころと、買い替えの見積の候補をお返しします。相談と見積は無料で、1回のご依頼で最大3社の見積をそろえられます。
よくある質問
特殊浴槽の修理費用は、いくらくらいかかりますか
当窓口の目安で3万〜80万円です。パッキンやセンサーの交換なら、3万〜15万円ほどです。ポンプや電磁弁で5万〜30万円ほど、昇降の駆動部や制御基板で15万〜50万円ほどかかります。
特殊浴槽の修理の見積は、何の費用でできていますか
部品代、技術料、出張費の3つが基本です。夜間や休日の作業には時間外の割増が、取り寄せの部品には送料が加わることがあります。点検の日と修理の日で、出張費が2回かかることもあります。
特殊浴槽の制御基板の交換は、なぜ高いのですか
制御基板は機種ごとの専用の部品で、部品の値段そのものが高く、メーカーからの取り寄せになることもあるためです。交換のあとの動きの確かめにも時間がかかります。当窓口の目安では20万〜50万円ほどです。
修理の見積が高いと感じたら、業者に何を聞けばよいですか
なぜその部品を替えるのか、替えずに様子を見るとどうなるか、部品はいつまで手に入るか、の3つを聞きます。答えがそろうと、修理の範囲を絞るか、買い替えと比べるかを決められます。
特殊浴槽は、修理と買い替えのどちらが得ですか
1回の金額では決まりません。修理費を直したあと何年使えるかで割り、買い替えの総額を使う予定の年数で割った額と比べます。部品の保有期限まで数年あれば修理が安く、残りが短いと買い替えのほうが1年あたりで安くなることがあります。
特殊浴槽の修理費の累計は、何年分を数えればよいですか
この3〜5年分を、年ごとに分けて数えます。点検の費用は分け、故障の修理の費用だけを足します。年ごとに並べると、修理費が増えているかどうかが見えます。
部品の保有期限が過ぎた特殊浴槽は、もう直せませんか
直せることもあります。在庫の残りや、同じ働きの別の部品で直せる場合がありますが、次に止まったときに直る見込みは下がります。保有期限が過ぎたら、修理で直るうちに買い替えの計画を始めます。
特殊浴槽が年に何回止まったら、買い替えを考えますか
目安は、同じ浴槽が1年に3回以上止まるときです。回数とあわせて、止まる間隔が短くなっていないかも見ます。ほかのサインも当てはまれば、修理の見積と一緒に買い替えの見積も取ります。
動いているのに入居者の方に合わなくなった浴槽は、替えたほうがよいですか
入居者の方の入り方の内訳が変わり、入浴の時間や職員の数が増えているなら、形を選び直して買い替えを計画します。急がない場合は、次の更新の時期に合わせて形と台数を見直します。
修理したあと、あと何年使えるかは誰に聞けば分かりますか
型番を伝えて、保守の会社かメーカーに聞きます。部品の保有期限がいつまでかと、ほかの部品の傷み具合をあわせて答えてもらうと、残りの年数の見当がつきます。
特殊浴槽の修理で、修繕費として扱えないことはありますか
あります。元の状態に戻す修理は修繕費として扱うのが一般的ですが、性能を上げる内容が入ると資本的支出になることがあります。法人税基本通達には、20万円未満や、おおむね3年以内の周期の修理などの目安があります。
買い替えまでのあいだ、特殊浴槽を修理でつないでもよいですか
つないでかまいません。買い替えには機種選びと製作で1〜3か月以上かかるため、そのあいだは部品があるうちの修理で入浴を続けます。修理の範囲は、買い替えまで持てば足りる所に絞ります。
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